なぜフェイスリフトに「定価」がないのか
フェイスリフトは定価のある商品ではなく、人によって手術範囲が異なる手術です。見積もりが変わる理由は大きく4つあります。
① たるみの程度と手術範囲
頬とフェイスライン中心の矯正か、首のラインまでたるんでネックリフトを併用すべきかで、手術時間も難易度も大きく変わります。実際、当院ではフェイスリフトとネックリフトを同時に受ける方が多く、眉のたるみを伴う場合は内視鏡による額リフトを併用される方も少なくありません。顔の老化が一部位だけで進むことは稀だからです。どこまで矯正するかが、見積もり最大の変数です。
② 術式 — 当院はディーププレーンのみ
フェイスリフトには皮膚だけを引き上げる方法からSMAS筋膜を扱う方法、さらに深い層を剥離するディーププレーン法まで複数の術式があり、術式が違えば医院間の見積もりも大きく異なります。ROIはディーププレーン法のみを行っています。院長は過去に他の術式も数多く執刀しましたが、手術が比較的簡単で時間が短いという利点以外は、結果の面で物足りないと判断し、現在は行っていません。したがって当院の見積もりは常にディーププレーン基準であり、より簡単な術式の見積もりと金額だけで比べるのは、異なる手術を比べることになります。
③ 麻酔の方式
麻酔の種類によって費用も管理体制も変わるため、医院間の見積もり差の一因になります。なお、当院はフェイスリフトを静脈麻酔(セデーション)で行い、全身麻酔は使用しません。全身麻酔は骨を削る輪郭手術などに必要な方式ですが、当院ではそうした手術を行っていません。
④ 過去の手術・施術歴
再手術だけが問題ではありません。糸リフトはもちろん、過去の顔・あご下の脂肪吸引でさえ組織の癒着を残し、想像以上に手術へ影響します。癒着があると剥離が難しくなり手術計画そのものが変わるため、カウンセリングで過去の施術歴を漏れなくお伝えいただくことが、正確な見積もりの出発点です。
だからこそ、お写真と経過を拝見する前に金額を申し上げるのは、診断なしに処方するようなものです。当院がカウンセリング前の金額案内に慎重な理由です。
見積もりに「含まれている」もの — ROI基準
見積もりの構成は医院によって異なります。ROIの手術見積もりには、次のすべてが含まれています。
- カウンセリング — 術前の精密カウンセリング
- 手術費
- 麻酔費 — 麻酔管理を含む
- 術後処置費 — 消毒、抜糸、定期経過診療
- むくみ管理 — 回復に必要と判断すれば、むくみレーザーなどを実施
そして一つの原則があります。回復過程で予定になかった処置が必要になっても、追加費用は請求しません。術後管理は手術の一部だと考えているからです。回復が予想と少し違う経過をたどったとき、「この処置は追加でお金がかかるのだろうか」と心配しながら来院することは、あってはならないと思っています。
含まれていないもの
正直にお伝えするのが筋でしょう。術後に服用する処方薬は見積もりに含まれていません。処方箋をお渡ししますので、薬局でご購入ください。抗生剤・消炎剤などで、一般的に大きな負担になる金額ではありません。
他院と比較するとき、確認したい質問
どこで相談される場合でも、総額だけでなく次の点を一緒に確認されることをおすすめします。同じ金額でも構成が違えば、実際の負担は変わります。
- 術後処置(消毒・抜糸・経過診療)は何回まで含まれていますか?
- 回復中に予定外の処置が必要になった場合、費用は追加されますか?
- 麻酔費は見積もりに含まれていますか、別途ですか?
- むくみ管理(レーザーなど)は含まれていますか?
- ネックリフトなど併用手術が必要な場合、見積もりはどう変わりますか?
なぜ最安値競争をしないのか
ROIはソウルで最も安い医院ではなく、それを目指してもいません。マーケティングに大きな費用をかけるより、より良い材料と安全な設備、そして丁寧な手術を可能にする、急がないマンツーマン診療に投資しています。最も安い価格が最優先でしたら、正直なところ当院とは合わないかもしれません。
ご自身の見積もりが気になったら
お顔の写真数枚とご質問をWhatsAppまたはKakaoTalkでお送りください。院長が直接確認し、個別の見積もりと手術の方向性をご案内します。ご決断の前に総額を正確にお伝えし、手術当日に金額が変わることはありません。渡航計画・お支払い・滞在期間は外国人患者ガイドをご覧ください。
※ 手術方法と回復経過には個人差があります。